健康詐欺から身を守る!FDAから学ぶ安全な情報の見極め方のご紹介。

あなたは健康情報について疑いを持ったこと、もしくはそれって本当なの?と疑問を持ったことはないでしょうか。

 

健康関連の情報は非常に難しいもので、中には明らかにおかしな情報が身近にも多くありますが実際にどれがおかしくて、どれを信じて良いのかといった判断をするには一筋縄にはいきません。

 

ただ今日はそんな誤った健康関連の情報を避ける助けとなるものについてご紹介します。

今日ご紹介する内容は実際にアメリカ食品医薬品局(FDA)という機関が健康製品関連の詐欺を回避するための方法として助言されているものになります。

(参照:6 Tip-offs to Rip-offs: Don’t Fall for Health Fraud Scams)

 

内容に関しては健康製品による詐欺防止に向けての助言であり、私のブログで取り扱っている内容とは少し分野が畑違いでもあるのですが、私のからしてもとても通ずる部分があるのでご紹介させていただきます。

 

1.アメリカ食品医薬品局(FDA)とは?

 

FDAはアメリカの政府機関であり日本で言う厚生労働省のような存在。

 

まずFDAが何なのかと言うと、一言で言うとFDAはアメリカの政府機関です。

食品などの様々な製品の安全性や有効性を確認し、国民の健康を守る役割を担っている組織であり、医薬品、化粧品などの安全性の検査メディアなどによる製品情報の監視違反品の取り締まりといった活動を担っています。

アメリカで医薬品を販売するために必要な医薬品の承認審査を担当する組織もこのFDAの中にあります。

 

そのため

イメージとしてはFDAは日本で言う厚生労働省に位置する感じになります。

 

2.FDAから学ぶ健康詐欺被害の予防。

 

健康詐欺を見分けるためのFDAの助言とは?

 

そのFDAの助言で健康詐欺を見分ける6つのヒントというものを紹介しているのですが、それが以下になります。

 

  1. 1つの製品で全てまかなえる。
  2. 個人の「成功」体験談。
  3. 即効性のある治療法。
  4. 全て天然の治療法や治療薬。
  5. “奇跡”、” 新発見”、”結果保証”、”秘密の成分”などを宣伝文句にした治療法。
  6. 陰謀論

 

FDAはこの上の6つの項目のような謳い文句を上げているものに関しては注意するように呼びかけています。

 

 

上の内容を読んで「それはそうだろう」と感じる方もいれば、

反対に項目によっては

「え?それって注意すべきなの?」

 

と感じた方もいるかもしれません。

 

 

6つの謳い文句に注意が必要な理由とは?

 

なぜこれらに対して注意が必要なのかについては、深堀りするとキリがないのですがFDAの内容を参考にし簡潔にすると

 

  1. 1つの製品で全てまかなえる→そんな奇跡のような万能薬は存在しない
  2. 個人の「成功」体験談→成功談は簡単にでっち上げられるので科学的な証拠の代わりにはならない
  3. 即効性のある治療法→正規の製品でも、すぐに治る病気や症状はほとんどない
  4. 全て天然の治療法や治療薬→天然だから良いわけではない。天然物でも毒になるものも存在する
  5. “奇跡”、” 新発見”、”結果保証”、”秘密の成分”などを宣伝文句にした治療法→本当に有効なら承認されて広まっているはず
  6. 陰謀論→⑤のような”奇跡の治療薬”と言われた際に感じる常識的な疑問から消費者の目をそらすためによく使われる

 

といった理由になります。

 

このあたりに関しては深堀して、その他からの情報もまとめて是非いつか私のブログでも取り上げたいところです。

 

特に刺さる人には劇的に刺さってしまう個人の成功体験談天然信仰陰謀論などに関しては取り上げていきたいと思っています。

正直なところ私自身、過去にこれらに少し寄りかけた時もあったので惹きつけられる気持ちもわかります^^;(笑)

 

それに私の周りでもこれらに寄っている人もいるのですが、そうした人たちが悪い人かといえば決してそんなこともありません。

人柄が良いのは勿論、お世辞抜きで私なんかよりも聡明な方もいます。

そんな人が一部だけどっぷりと偏った考えを持っていたりもするので不思議なものです。

 

なので頭ごなしに全て否定するわけではありませんが、こういったものはやはり人を惹きつけるような悪い意味での魅力を持っているので非常に注意が必要であると思います。

ましてや現代はSNSの恩恵があるのと同時に、その使い方次第では周りに反対する人のいない空間ができ、自分にとって都合の良い情報だけが入ってきて、自分の声に対して賛成の声しか返ってこない場を作ることもできてしまいます。

そうしたことをエコーチャンバー現象と言ったりもしますが、私も気をつけないといけないなと思っています。

 

少し話は逸れましたが、また私自身の失敗談も含めてそうした内容もたまには書いていきたいと思います。

 

6つの助言だけでも完璧ではない。

 

先ほどのFDAの6つのヒントについて話を戻すと、補足として

今日ご紹介した6つのヒントがあったとしても、不正な健康食品を見抜くことは必ずしも容易ではないといったことも書かれています。

そして健康製品を購入する消費者は実証されていない製品や疑わしい宣伝文句の製品を買いたくなければ、まず医師やその他の医療専門家に確認する必要があるとしています。

(参照:6 Tip-offs to Rip-offs: Don’t Fall for Health Fraud Scams)

 

そのため今回ご紹介したFDAの6つのヒントを活用することで、健康詐欺にあうリスクを減らすことはできますが、当然ながらそれでもゼロにはできないことには注意が必要であると思います。

 

健康関連の情報って蔓延しすぎていて本当、玉石混交で大変ですね^^;

ただ今日のような6つのヒントを踏まえて、都合の良い情報にすぐに飛びつかなくなるだけでも全然違うので是非活かしていきたいものですね。

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